個人事業主もサラリーマンも!ふるさと納税の仕組みや限度額について、セミナー全スライド公開&全文字起こし!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

今日から始める「ふるさと納税」セミナー (1)

先日(2月21日)、会計王などの会計ソフトを扱っているソリマチ株式会社さんに伺い、『今日から始める「ふるさと納税」』と題したオンラインセミナーを開催いたしました。

実はソリマチさん、USTREAMで『みんなの経営応援セミナー』という、無料のオンラインセミナーチャンネルをもってらっしゃるんですね。

 今回のふるさと納税セミナーの様子はこちら↓からご覧になれます。

僕もこれまで色んなところでふるさと納税セミナーをやって来ましたが、セミナーを収録したのは始めてでしたので、今回はソリマチさんの了承を得て、実際に使ったスライドを掲載して、このセミナーの全文字起こしにチャレンジしてみたいと思います!

さてさて、どうなることやら。

 

吉井さん;

皆さん、こんにちは。ソリマチ株式会社の吉井です。

この番組は、中小企業向け会計ソフト「会計王」を販売するソリマチが提供いたします。

本日の講師は、会計事務所シンシア、公認会計士・税理士の大野修平先生をお迎えしています。

先生、よろしくお願いいたします。

 

大野;

よろしくお願いします。

 

吉井さん;

先生はふるさと納税を日本で一番知り尽くしている税理士とお聞きしていますが…

 

大野;

(笑)そうですね。あのー、知り尽くしているかどうかは別として、そうですね、好きは好きですね、ふるさと納税。はい。

 

吉井さん;

ふるさと納税大好き税理士に聞いてみようという…

 

大野;

そうですね。はい。大好き税理士です(笑)

 

吉井さん;

先生のご出身は岡山と聞いておりますが、岡山の名産といいますと。

 

大野;

やっぱり、桃太郎が有名ですので桃と、あとはマスカットですかね。

 

吉井さん;

桃とかもふるさと納税の返礼品になっているんですかね。

 

大野;

そうですね。はい。入ってると思いますね。

 

吉井さん;

先生、実はですね、私も今日この日のためにと言いますか、これをきっかけにですね、ふるさと納税に初めてチャレンジしまして。

まず一つ目が、二つやったんですけど、こちらの、手前にもあるんですが、ジュースと。

こちらがですね、熊本県、震災ありましたので、宇城市というところが、一個レモン果汁入りのものとですね、他が「あいかちゃん」というオレンジジュースがセットになっているもの。これで一万円相当なんですが。

もう一つ、栃木の那須塩原市ですね。ハンバーグ。冷凍だったんですが、これも美味しく頂きました。150グラムが5個と。

今日、実際にあいかちゃんを一つ持ってきましたので、ちょっと先生にも飲んで頂いて、感想をお聞かせください。

 

大野;

あ、はい。いただきまーす。

(あいかちゃんジュースを飲む)

うん。美味しいですね。濃い目のオレンジジュース。結構甘みが強くて。

 

吉井さん;

やっぱり、市販のものとは違いますよね。

 

大野;

そうですね。うん。

 

吉井さん;

こういったものが、まあ一例ですけど、ふるさと納税で手にできるということで、家族団らんといいますか。こういう食べ物であればね、家族にも喜ばれますよね。

なおかつ、所得税、住民税の節税にもつながるということで。

先生、早速ですが、今日の授業よろしくお願いいたします。

 

大野;

はい。よろしくお願いします。

じゃあ、始めますか。今日はですね、「今日から始めるふるさと納税」ということで、一時間ちょっとのセミナーですけど、このセミナーを見ていただければ、ふるさと納税って何なのかとか、どうやってやればいいのというのが分かるようなセミナーになっています。

 

吉井さん;

手前にも本を掲げてますが、この中で最終章ですね、ふるさと納税についての話をマンガで…

 

大野;

はい(笑)マンガにしていただいて、ふるさと納税について語ってますので、良ければご覧になってください。

 

吉井さん;

書店等でご購入ください

 

大野;

是非是非(笑)

まずは、私の自己紹介ということで、大野修平と申します。

(本筋と関係ないので、自己紹介は飛ばしますね)

 

目次

ふるさと納税したことありますか?

今日から始める「ふるさと納税」セミナー (3)

大野;

じゃあ、自己紹介はこれぐらいで、はい。

突然なんですけど、吉井さん、(ふるさと納税したのは)今年初めてですよね?

 

吉井さん;

はい。ただ、今やってもあれですよね?今受け付けている確定申告ではなくて(収録日は2月21日で、ちょうど確定申告時期でした)、来年なんですよね?

 

大野;

そうですね。「今年分」なので、税金が安くなったり、戻ってくるのは来年以降になってしまうんですけど。

あの、これちょっと古いですけど、平成26年度中にふるさと納税をした人の数ということで、日本全国で43万5千人が26年度の段階で、ふるさと納税やってるんですね。

で、寄附金額というのが340億円ですか。

 

吉井さん;

すごいですね。

 

大野;

で、そのうち、ちゃんとふるさと納税の手続きをして、寄付金控除を受けれた金額が180億円というかたちになっています。

 

吉井さん;

なるほど。まあ、色々な理由あると思いますけど、別に、寄附金控除として還付を受ける必要は必ずしもないわけですよね。

 

大野;

そうですね。純粋な寄附というのであれば、このふるさと納税を使わなくても寄附をすることはできますし。なので、こういった金額になっているのかなと思いますね。

で、多分27年度とか、28年度というのは更に(ふるさと納税をする人が)増えてるんじゃないかなと思います。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

じゃあ、なんでこんなに人気なの?っていうと、皆さん色んなところでお聞きになっているかと思うんですけど、ふるさと納税には色んなメリットがありまして。

どういったメリットがあるの?って言うのをお伝えできればと思います。

 

ふるさと納税のメリット①

今日から始める「ふるさと納税」セミナー (4)

大野;

で、この右側を見ていただきたいんですけど、「社会貢献できる!」って書いてありますよね。

ふるさと納税って、ふるさと「納税」って名前がついているんですけど、実はこれ寄附なんですよね。

地方自治体への寄附のことをふるさと納税と呼んでいて、まあ、その実態は寄附なんですね。

なので、社会貢献ができるというメリットがあります。

で、結構手軽にできちゃいますので、今まで寄附なんてしたことないよという方でも、ふるさと納税の仕組みを使うことで、手軽に寄附ができると。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、左側ですけど、「節税効果が大きい!」と書いていて、ここがよく取り沙汰されるかと思うんですけど、上の、支出額に対して、だいたいそれに所得税率、例えば20%なら20%をかけた部分が節税額になるのが、普通の節税の手法ですね。

で、ふるさと納税についてはその下なんですけど、支出額があって、それがまさにふるさと納税した金額、寄付した金額とすると、そこから2,000円を差し引いた残りの部分が全額節税額になると。

このボックスを見ていただければ分かる通り、比率で考えると、ふるさと納税というのは圧倒的に節税額が大きいということになります。

 

吉井さん;

なるほど。

 

ふるさと納税のメリット②

大野;

実は、まだまだメリットがあるんですけど、左側、「いつでもやめられる!」と。

よく、ご質問いただくんですけど、「ふるさと納税を一回やっちゃうと、来年も再来年もずっとやんないとだめなんですか?」と言われるんですけど、実はそうではなくて、例えばお子さんが生まれたりですとか、あとは住宅を購入されたりとか、そういったのでバタバタしていたり、手持ちのお金がなかなか余裕がないって年は、ふるさと納税しなくても全く構わないと。

なので、いわゆるライフプランに合わせて、やりたいときにできるし、今年はやめとこうといったことが簡単に選択できる。

あとは、右側で「リスクゼロ!」と書いてますけど、ふるさと納税した時に節税額って確定しますので、いわゆる不確実性という意味ではリスクはなくなるということが言えると思います。

 

ふるさと納税のメリット③

大野;

もうちょっと続きますけど。ふるさと納税のメリットとして「煩わしい手続きは不要!」と書いています。

ふるさと納税って、そこに書いてある4つのステップで進むのかなと思ってるんですけど、まずは、ふるさと納税する、つまり寄付をする自治体を選びます。

で、自治体へ「ふるさと納税します」と申込みをして、実際に寄附をするというのが3番目ですね。

その後、確定申告、もしくは年末調整で節税のメリットを受けるというような流れになるんですけども。

この1から3はですね、いわゆるポータルサイト、ふるさと納税を簡単にできるサイトというのが今いっぱいありますので、そういったサービスを使うことで、ほんとにワンストップといいますか、簡単にすることができます。

で、4番の確定申告っていう部分が特に難しそうだなと思って敬遠されている方が多いのかなと思うんですけど、4番についてはですね、例えば給与所得者のような方ですと、ワンストップ特例制度という新しい制度が始まりましたので、ワンストップ特例制度を利用しますっていう申請書があるんですけど、それを提出するだけで、節税のメリットを受けることができると。

 

吉井さん;

なるほど

 

大野;

個人事業主の方なんかは確定申告されてると思うんですけど、すでにされてる方はですね、いつもの確定申告に一手間かけるだけで、簡単にふるさと納税のメリットを受けることができます。

確定申告の仕方は「見たままやるだけ!ふるさと納税の確定申告方法!」を御覧ください。

吉井さん;

先生、大きく分けて、今のところ2つ申告の仕方があるんですか。

 

大野;

そうですね。個人事業主の方は確定申告で、ワンストップ特例制度を使える給与所得者の方なんかは、ワンストップ特例制度を利用するか、もしくは確定申告をしても良いので確定申告をするか、2つ選べるようになっています。

 

吉井さん;

先生、この「年末調整をする」っていうのはどういう方なんですか?

 

大野;

あ、というのはですね。まあ、年末調整で特段何かプラスで手続きが必要になるってわけではないので、特にサラリーマンの方でしたら年末調整していると思うので、いつもの年末調整をしておけば自動的に税金が安くなると。

 

吉井さん;

なるほど。じゃあ、ワンストップの場合は年末調整の時に特に何もしなくて良いということですか。

 

大野;

そうですね。ワンストップ(特例制度を利用して寄附)をした時に、この後説明しますけど、若干手続きが必要になるんですけど、年末調整の時は何もしなくても大丈夫です。

 

吉井さん;

先生、この1番の「どの自治体を選択するか」ということで、早速質問いくつか頂いてるんですが(オンラインセミナー中に、チャットで質問できるというものでした)。「おすすめの市町村を教えてください」と。

 

大野;

おすすめの市町村。そうですね。あのー、なかなか難しいですね。

ただ、ふるさと納税ですので、まずはご自身の出身地ですとか、育った故郷っていうところを調べて頂いて、選んで頂くのがいいのかなと思います。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

あとは、ふるさと納税ですと、寄付した金額をどういうふうに使ってもらえるかっていうのを選べるようになってますので、そういった使い道から選ぶという手もあるのかなと思います。

 

吉井さん;

はい、わかりました。参考にしていただきたいと思います。

 

今日の目次

大野;

はい。では早速、今日の目次ということで、まずは最初に「ふるさと納税の一般的な説明」、まあ、正しい説明をさせてもらいたいなと。

普段、いろんなところで僕ふるさと納税のお話するんですけど、なかなかこの一般的な説明だと伝わり辛いというか、混乱される方もいらっしゃるので、なのでもう少しわかりやすい方法というので、2番で正確ではないですけど、わかりやすい説明をしたいと思います。

で、3番で先程のようなよくある質問にお答えして、4番はこのふるさと納税のそもそもの制度の意義っていうのをお話できたらなと思っています。

 

吉井さん;

なるほど。「ちょっと真面目なお話」ということで、ここまで(1番から3番まで)が不真面目なわけではないですよね(笑)

 

大野;

あ、そうですね(笑)全部一応真面目ですね(笑)

 

吉井さん;

さらに、深い話ということですね(笑)

 

大野;

そうですね、深いい話ですね(笑)

 

吉井さん;

深いい話、期待しております(笑)

 

ふるさと納税の一般的な説明

大野;

では、早速一般的な説明から始めていきたいなと思います。

 

ふるさと納税の仕組み

大野;

今、3つアイコンが出てますけど、真ん中が我々、納税者ですね。

向かって左側にあるビルディングが税務署、税金を徴収するところ。

で、逆側、北海道の形ですけど、これが地方自治体と思っていただければなと思います。

サラリーマンのような給与所得者の方達ですと、お給料からすでに税金って天引きされていますよね。

ふるさと納税っていうのは、この天引きされた税金をいくらか返してもらうっていう制度なんですけど、まずは納税者、私達自身が寄附をする自治体を選びます。

で、先程の通り寄附をするんですけど、そうすると寄附した金額に応じて自治体から、ここではカニですけど、返礼品が届くようになっています。

その後、先程言ったように、例えば確定申告をすることで税金がいくらか返してもらえると。

 

吉井さん;

これが基本的な仕組みですね。

 

大野;

そうです。基本的な流れですね。

 

いくら税金が軽減されるの?

大野;

で、ちょっと具体例でやりますと、返ってくる税金っていうのは、「寄附金額-2,000円」っていうだけ税金が安くなるんですけど、例えば真ん中の方、ふるさと納税限度額って限度額、ふるさと納税の対象となりますよっていう限度額があるんですけど、それがAさんは30,000円だとすると、(限度額以内で)22,000円ふるさと納税をしたとします。この矢印ですね。

22,000円ふるさと納税すると、20,000円の税金が返ってきます。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

さらに、この22,000円という寄附金額に合わせて、カニとかお肉とかジュースとか、そういった返礼品が届くと。

これがふるさと納税の簡単な流れですね。

 

吉井さん;

先生、そうしますと、この限度額が人によって違う、ここを押さえることが必要ですね。

 

大野;

はい。なのでちょっと限度額についてもお話したいなと思うんですけど。

 

限度額はどうやって計算するの?①

大野;

今、ここに出ている図が、総務省のふるさと納税ポータルサイトから持ってきた図なんですけれども、一番左側にあるピンクの「ふるさと納税(寄付金)」と書いてあるのが、先程の22,000円の部分ですね。

そこから自己負担分の2,000円を引いた残りが、控除額ってありますけど、これは税金が安くなる金額です。

 

吉井さん;

なるほど。今の事例ですと20,000円ってことですね。

 

大野;

そうですね。

で、右を見ていただくと、この控除額2つからなってまして、上が所得税からの控除、下が住民税からの控除ということで、税金と一口に言っても所得税から控除される部分と、住民税から控除される部分、大きく2つに別れます。

で、さらにですね、その右側の文字、ちょっと見にくいですけど読んでいただくと、「所得税からの控除」っていうのは①で1つですよね。

その下、「住民税からの控除」っていう部分はですね、②の「住民税からの控除(基本分)」と、(③の)「住民税からの控除(特例分)」というように、ここはさらに2つに分かれてるんですね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、まさに、この③の特例分という部分が、ふるさと納税という制度で付け足された部分と思っていただければ良いと思います。

 

吉井さん;

ふーん。

 

大野;

で、これはまあ、あくまで概念図なので、ちょっともう少し詳しく限度額はどういうふうに計算するかを見ていきたいと思います。

 

限度額はどうやって計算するの?②

大野;

左側、控除額と右側、限度額というように、大きく2つに分かれてるんですけれども、まずは控除額から見ていきたいと思います。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

①②③というのは先程の図と対応していて、①が所得税からの控除ということで、ふるさと納税額から2,000円を引いた金額に、所得税の税率をかけたものが所得税からマイナスされます。

②は、住民税からの控除(基本分)ということで、ふるさと納税額から2,000円を引いて10%、住民税率って10%ですので、10%をかけたもの。

で、③が特例分ということで、ふるさと納税額から2,000円を引いて、ちょっとその後複雑なんですけど、「100%-所得税の税率-10%」ということで、これ何を表しているかというと、①が所得税率、②が10%なので、①と②で引けなかったもの全てという意味で、「100%-所得税率-10%」という形になっています。

 

吉井さん;

ふーん。

 

大野;

この控除額の式だけ見ると、(寄附金額から2,000円を引いたもの全てが控除できるということなので)ふるさと納税いくらでもできちゃうんじゃないの、と思われるかもしれないんですけど、実はそれぞれ限度額というものがあります。

それが右側の「限度額」のところに書いてあるんですけども、①の所得税から控除できる金額、これの限度額が総所得金額等の40%。

同じように②は総所得金額等の30%、③が住民税所得割額の2割、というように、①②③それぞれに限度額が設定されていると。

で、ここがまさにふるさと納税の限度額計算の難しいところなんですけど、ちょっと今吹き出しがでましたけど、①②③の控除額のところは、①②の控除額は小さいんですよ。

で、③の控除額は大きいんですね。これは残り全部なので大きいんですね。

逆に、限度額の方は①②の金額が大きいんですね。

で、③の金額が小さいと。

なので控除額としては一番大きい③なんだけども、限度額は一番小さくなってしまう、ここを基準に大体上限額、限度額の目安というのが設定されると思っていただければ良いと思います。

ちょっと、口で説明しても難しいと思いますので、実際の数字を入れてやってみたいなと思います。

 

限度額はどうやって計算するの?③

大野;

一番上のところに数字が入ってるんですけれども、給与額面でですね5,675,000円、総所得金額、給与所得って控除があるので、そういった控除をした後が4,000,000円、その他に基礎控除とか扶養控除とか引いた金額が2,300,000円、2,300,000円だと所得税率は10%になるんですけども、この場合にふるさと納税を202,000円したと。

平成49年までの所得に係る所得税率は、復興特別所得税(所得税額の2.1%)を加算した率となりますが、限度額計算に与える影響は軽微ですので、説明を簡単にするために無視しています。以下同様です。

 

吉井さん;

相当してますね。

 

大野;

そうですね。ちょっと、たくさんしちゃったパターンを計算してみたいなと思います。

 

吉井さん;

ええ。

 

大野;

まず控除額なんですけど、左側の所得税からの控除は、ふるさと納税額から2,000円を引いて、所得税率、この方は10%なので10%をかけると、20,000円と。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

住民税はふるさと納税額から2,000円を引いて10%なので、ここも20,000円と。

で、3番目で、特例分はふるさと納税額から2,000円を引いて100%引く所得税率10%引く10%なので、80%をかけて16万円と。

 

吉井さん;

おー。大きいですね。

 

大野;

はい。ただ、これが控除できる金額ではあるんですけど、それぞれ限度額があるっていうのはさっきのお話であったので、右側の限度額を見ていきたいと思います。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

①のところは、所得金額の40%なので、4,000,000円の40%で1,600,000円。

②は4,000,000円の30%で1,200,000円だと。

で、③は住民税所得割額の2割なんですけど、住民税所得割額っていうのは、そこの230,000円に10%をかけたもの、の2割なので46,000円と。

そうすると、やっぱり①は収まってますよね。

(控除額が、限度額である)1,600,000円に収まっていて、②も1,200,000円に収まってるんですけど、③の(限度額である)46,000円に、(控除額の)160,000円が収まっていないと。

 

吉井さん;

うん。

 

大野;

なので、この部分は自己負担での寄附になってしまって、もちろん寄附することは全然良いんですけど、ふるさと納税の制度としては限度額をオーバーして、自己負担が増えるという形になります。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

この場合ですと、ここ(③の限度額)とここ(③の控除額)の差額の114,000円に、ふるさと納税もともと自己負担額2,000円ありますので、足し合わせた116,000円が自己負担になってしまう。

 

吉井さん;

なるほど。

 

限度額はどうやって計算するの?④

大野;

では、どういうふうにやれば良かったのかというと、次の例ですね。

(給与などの)前提は一緒です。

(先程の例と違うのは)赤文字のふるさと納税額が、先程202,000円だったものが59,000円にしました。

 

吉井さん;

4分の1くらい。

 

大野;

この59,000円をどういうふうに求めたかというと、まずはですね、この限度額の③のところ、特例分を出します。

特例部分は、前提条件変わらないので、先程出した46,000円ですね。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

この46,000円に合う形で、こっち(控除額)の③ふるさと納税額を、関数式のような形で出していきます。

そうするとそれが59,000円なんですね。

 

吉井さん;

あー。

 

大野;

59,000円を(控除額の)①②③に当てはめていくと、それぞれ、5,700円、5,700円、45,600円となります。

そうした場合は、ちゃんと限度額の1,600,000円、1,200,000円、46,000円に合うと。

なので59,000円まるまるふるさと納税したとしても、自己負担額は2,000円で済むと。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

ちょっと、難しいんですけど。

 

吉井さん;

そうすると、特例分がポイントになるってことですか。

 

大野;

そうですね。

 

吉井さん;

そして、前提となる皆さんの所得の金額が…

 

大野;

はい。基準となるということですね。

なので、ふるさと納税の目安額ってだいたい住民税の2割って言われるんですけど、それがまさにこれ(住民税特例分の限度額③)を言っているんですね。

ただ、住民税の2割だけではなくて、実は(住民税の)基本分と所得税からの控除分を足し合わせたものが本当の限度額になると。

 

吉井さん;

なるほど。

 

限度額はどうやって計算するの?⑤

大野;

ちょっとこれも文章なのでわかりにくいかなと思うんで、もう少し視覚的に表すとこういう感じですね。

 

吉井さん;

ええ。

 

大野;

この左側にある控除額っていうのが、まさに総務省のところにあった図ですね。

所得税からの控除分があって、その下に住民税からの控除分が2つ大きめに出ていると。

 

吉井さん;

ふんふん。

 

大野;

なんですが、限度額については、実はこの図とは全く違って、一番小さい住民税特例分の限度額、ここの小さいところに大きい控除を合わせるという形で限度額を出していくと。

ま、ちょっとむずかしいですね。

 

吉井さん;

え、ええ。

住民税が意外とポイントなんですね。

 

大野;

そうなんですね。

なので、住民税の額を基準にして、どれくらいふるさと納税できるかなというのを見ていただければと思います。

 

吉井さん;

先生、お勤めの方ですと毎月給与明細頂くと思うんですけど、それはあくまで月額なので、夏ぐらいに総務から頂く通知書みたいなのあるじゃないですか。

あっちをチェックしたほうが良いわけですか。

 

大野;

そうですね。住民税の通知書っていうのがありますので、あれを見ていただければと思います。

ちょっと、そのあたりも後ほど具体的にやっていきたいなと思います。

 

吉井さん;

お願いします。

 

私のふるさと納税

大野;

で、これですね。

 

吉井さん;

これは、プリンですか?

 

大野;

はい。僕のふるさと納税なんですけど、実際に来たので、ここに写真を付け足しておきました。

「うみたて、しぼりたてまほらプリン ほまれJr.」という、ちょっと舌噛みそうな名前ですけど、出身の岡山県にある津山市というところに寄附、ふるさと納税した時の写真ですね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、これ、よく見ていただくと、ここに寄附金額10,000円って書いてますよね。

10,000円で、内容量120gが6個来ますと。

で、今、僕ふるさと納税の話ずっとしてましたけど、こう説明したとしてもですね、「えっ?6個で10,000円?!」って、「1個1,600円のプリンなの?!」って思われる方がいらっしゃるんですね。

 

吉井さん;

そうですね。

 

大野;

でも、実はそうじゃないんだよと。

で、何でそういうふうにちょっと勘違いをしちゃうのかなと思った時に、寄附金額も円だし、上限額も円だし、税金が安くなるのも円だし、返礼品の1つあたりも円だし、全部「円」で済ませようとすると、ちょっと混乱してしまう部分があるので、なんか良い説明の方法がないかなということで、次のスライド。

 

吉井さん;

第2章に続くわけですね。

 

もう少しわかりやすい ふるさと納税の説明

大野;

「もう少しわかりやすい ふるさと納税の説明」

 

吉井さん;

大野先生独自の。

 

大野;

そうですね。はい。あの、結構悩んでやりました。

まあ、正確性は犠牲にしてますけど、今までの説明よりはずっとわかりやすいんじゃないかなと思います。

 

吉井さん;

はい。

 

ふるさと納税の仕組み

大野;

まずですね、我々納税者ですね。納税者がいて「ふるさと納税に参加しま~す」というような宣言をしてもらうんですね。

こうした宣言をすると、ふるさと納税の参加費として2,000円徴収されます(あくまで、そう考えるとわかりやすい、という話ですよ)。

これはまあ、参加費なので皆とられるというもの。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、先程の計算例の通り、納税額に応じてポイントが付与される、と思って頂きたいなと。

2,000円の参加費を払って、それぞれ何ポイントかっていうのは、まさに納税額に応じて限度額の範囲っていうことなんですけど、ポイントがもらえますと。

 

吉井さん;

うんうん。

 

大野;

で、もらったポイントで各自治体の返礼品を選びますと。

そうすると、お肉とかお魚とか、カニとかプリンもありますけど、参加費の2,000円で様々な返礼品が送られてくると。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

こういうふうに考えていただければ、さっきのプリンも「え?6個で10,000円?!」とは思わないと思うんですよね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

はい。参加費としては2,000円しか払っていなくて、あとは全部ポイントの中で物に変えてるっていうようなイメージです。

 

限度額(付与されるポイント)はいくら?

大野;

で、このポイントっていうのがまさに上限額なんですね。

なので、いくらもらえるの?っていうのが皆さん気になると思うんですけど。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

実際のところですね、今年まだ始まったばかりですし、今年の所得、いわゆる年収っていうのはまだわかんないですよね。夏のボーナスもまだ決まってないし、冬のボーナスも決まってないし。

 

吉井さん;

うん。

 

大野;

そうなると、じゃあ、ふるさと納税ってできないのかなと思うかもしれませんけど、全然そんなことはなくて、今年の所得って、おそらくですけど去年と皆さん同じくらいかなと思うんですよ。

 

吉井さん;

特にお勤めの方はそうですよね。

 

大野;

ガラッとお仕事変わったりとか、生活が変わらない限り大体去年と同じくらいだと思いますので、去年の所得っていうのを目安に今年どれくらいの限度なのかなっていうのを、まずは簡易的に計算していただいて。

で、ですね。ふるさと納税って、実は年末になればなるほど皆さんやり始めて、返礼品とかも品切れを起こしてくるんですね。

 

吉井さん;

なるほど。先生、質問がちょうど来てまして。

返礼品が品不足に成るのは何月くらいでしょうか、と。

 

大野;

そうですね。やっぱり農産物が多いので、旬というのもあるんですね。夏に採れるもの、秋に採れるもの、冬に採れるものと色々あるんですけれども。

 

吉井さん;

そうですね。

 

大野;

そういったもので品切れを起こすということもあるんですけど、旬がないようなものでも、やっぱり12月に入ってから急にふるさと納税額って増えますので、そこまで待っていると欲しいと思っていたのに無くなっちゃったってことがありますので、僕はおすすめは、2~3回に分けてふるさと納税すると良いんじゃないかなと思っています。

 

吉井さん;

ふーん。

 

大野;

その理由としては、まず1つは、今年の所得ってまだ分からないので、去年ベースの所得で出しておいて例えばその半分だけ夏にしておこうとか。

残りの1割を秋にしておいて、残りの部分は年末に取っておこうとか。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、全部年末に取っておくと、さっき言ったように返戻品っていうのが売り切れてしまうということも多々あります。

 

吉井さん;

私も昨年末すごく良くCMを見ました。

 

大野;

そうですね。やっぱり年末になると皆さんCMを打たれて、あれ見るとやっぱりすごい伸びるんですよね、ふるさと納税の金額っていうのが。

 

吉井さん;

そうなんですね。

あとやっぱり年末調整っていう機会がありますので、ちょっと節税と言いますか、そういう意識も芽生えますもんね。

 

大野;

はい。

で、こういったことをやるにしても、じゃあどれくらいの限度額なのっていう目安を皆さん知りたいと思うので、今日はちょっと目安を知れる方法を幾つか紹介したいなと思います。

 

限度額(付与されるポイント)はいくら?サラリーマンなど、給与所得の方は・・・

大野;

まず、右上に書いてるんですけども、「サラリーマンなど給与所得者の方は」ということで、まずは総務省が先程のふるさと納税ポータルサイトで目安表を出してくれています。

なので、まあ、これで見るか、あとは「さとふる」さんていう、これもふるさと納税のポータルサイトなんですけど、ここにはシミュレーターがありますので、これにご自身の金額を入力すると自動的に目安の金額が算出されるというものがあります。

 

吉井さん;

先程の特例あたりの計算もやってくれるんですか?

 

大野;

はい。まずはふるさと納税ポータルサイト、総務省のページを見ていただきたいんですけど。

 

吉井さん;

はい。

 

総務省ふるさと納税ポータルサイト

大野;

縦軸はですね、300万円から2,500万円くらいまでの年収の刻みが、ばーっと載ってるんですね、何パターンも。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

で、横軸は、ふるさと納税を行う方の家族構成って書いてありますけど、左端は「独身または共働き」とか「夫婦または共働き+子一人」とか、そういった形で6パターンですかね、またはとか入ってますんで8パターン載ってますね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

なので、ここでご自身の家族構成と年収が交わるところで、だいたいの目安金額を見ていただくこともできます。

 

吉井さん;

なるほど。この辺で扶養控除のあたりが絡んでくるっていうことで良いですか?

 

大野;

そうですね。あの、ちょっと小さく※3とか※2とか書いてありますけど、この下の表に実は注意書きがあって、夫婦っていうのはこういう人たちのことですよとか、子っていうのはこういう人ですよっていうような注意書きがあるので、そこを読んでいただいて、ご自身の家族構成と年収パターンの交差するところで大体の上限額を把握していただくと。

 

吉井さん;

なるほど。わかりました。

 

さとふるシミュレーション

大野;

で、もう一つは先程ちょっと紹介した、さとふるさんのシミュレーターですね。

これは、去年ですね、おそらく源泉徴収票っていう一年間のお給料とか載った票を頂いてると思うんで、それを見ながらですね、ここ(「総収入金額」「給与所得控除後の金額」「所得控除額の合計額」)にポンポンポンと3つ数字を入れると、この下に上限額の目安っていうのが自動で計算されて表示されるようになっています。

 

吉井さん;

この辺(「市町村民税所得割」「都道府県民税所得割」)は住民税の通知書ですかね。

 

大野;

えっと、この辺はですね、特に、おそらく書かなくても出てくると思います。

で、サラリーマンの方はこういった形で簡単に知れるんですけども、個人事業主の方ですね。

 

吉井さん;

そうですね。今日、たくさん観ていただいていると思うんですが。

 

限度額(付与されるポイント)はいくら?個人事業主など、確定申告をする方は・・・①

大野;

個人事業主の方は、たしかにちょっと複雑なんですね。

お手元にですね、去年の「確定申告書」、っていうのは、もしかすると今お作りになられてるかもしれないですけど(このセミナーの収録は2月21日でした)、今作られてる昨年分の確定申告書と、あとは「住民税の課税決定通知書」、これ6月頃に今年届きますけど、まあ去年もあまり変わらないと思いますので、あまり変わらないなあという方は去年の6月頃のを取り寄せていただいて。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

で、確定申告書の方ですね、これは第一表の「課税される所得金額」っていうのが右上の方にありますので、この金額を確認してください。

課税決定通知書の方は、都道府県民税と市民税の合計額って書いてますけど、これですよね。

これはちょうど東京都の方なんで特別区民税と都民税って書いてますけど、それぞれ、税額控除前所得割額っていう金額、2箇所ありますので、この2箇所を合計してもらうと。

 

吉井さん;

はい。

 

限度額(付与されるポイント)はいくら?個人事業主など、確定申告をする方は・・・②

大野;

その2つの金額を確認したらですね、このスライドのそれぞれに当てはめて行ってほしいんですね。

確定申告書の課税される所得金額、例えば250万円ですと2行目ですよね。195万円超、330万円以下。

そこに住民税の決定通知書の税額控除前所得割額、2つの金額を足したものを代入していただいて、25.6%をかけて、プラス2,000円をすると大体の限度額が分かるというようになっています。

ま、ちょっと複雑ですけどね。

正確には、ふるさと納税の住民税からの控除(特例分)の限度額計算で出て来る「住民税所得割額」とは、住民税の課税所得に税率をかけた税額(総所得金額等に係る所得割額と分離課税に係る所得割額の合計額)から調整控除額(所得税と住民税の人的控除の差を調整する項目)を控除した後の税額をいいます。

したがって、セミナーでは簡単のために「住民税の課税決定通知書の税額控除前所得割額、2つの金額を足したもの」と言っていますが、正確には、そこから調整控除額を控除する必要があります。

吉井さん;

そうですね。ま、決して限度額を超えちゃいけないってことはないわけですよね。

 

大野;

そうですね。ちょっと自己負担額が増えてしまうので、あんまり自己負担するのは嫌だなって方は、この大体の目安の金額に80%かけるとか、70%かけることでちょっと保守的にやるっていうのもいいですし、もちろん超えたからといって、何か罰則があるわけではなくて、超えた部分は自己負担になるというだけなので。

 

吉井さん;

あと、共働きの方とかだと、お一人でやるんじゃなくて、奥さんも…

 

大野;

そうですね。ただ、税金なので、それぞれの税額控除、それぞれの限度額がありますので、その点だけ気をつけていただければと思います。

 

吉井さん;

なるほど。わかりました。

 

大野;

ま、今のが分かりやすい説明ということで、最初の説明よりはちょっと分かりやすかったんじゃないかなと思いますけど。

 

ふるさと納税 よくある質問

大野;

次はですね。「ふるさと納税 よくある質問」ということで、皆さんから時々聞かれる質問っていうのをまとめてみました。

 

ふるさと納税 よくある質問①

大野;

まず一つ目。「ふるさと納税できる寄附先は?」っていうのをよく聞かれるんですけど、これはもう皆さんご存知かもしれませんけど、生まれ故郷だけではなくて、ふるさと納税を受け付けている自治体であればどこでも寄附をすることができます。

で、例えば複数箇所寄附したとしてもですね、限度額の範囲内であれば、いわゆる自己負担額は常に2,000円なので、ま、参加費2,000円と思っていただければ良いと思います。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、先程から話題に上がっているワンストップ特例制度ですけども、内容としてはですね、一定の要件を満たす方については、確定申告を行わなくても、ふるさと納税の寄附金控除を受けられる仕組みです、と。

以前はですね、ふるさと納税すると絶対確定申告が必要だったんですね。

なんですが、一定の要件を満たす方は確定申告をしなくても良いですよっていうのが、このワンストップ特例制度です。

 

吉井さん;

なるほど。どうしても確定申告ですと、まさに今の時期なんですけど、期間が決まってますもんね。

 

大野;

そうですね。あと、やっぱり給与所得者の方なんかはあまり慣れてらっしゃらないと思うので、確定申告がネックでなかなかふるさと納税もできないっていうようなこともありましたので、このワンストップ特例制度っていうのが新たに始まりました。

 

吉井さん;

はい。

 

ふるさと納税 よくある質問②

大野;

じゃあ、そのワンストップ特例制度を利用できる人は?っていうところで、左側のボックスなんですけど、利用できる人はですね、もともと確定申告をする必要のない給与所得者等であること、ということで、ふるさと納税以外に確定申告をしなきゃだめっていう人は使えないんですけども、今まで年末調整しかしたことないよっていう方でしたら使えるということですね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

なので、給与所得者の方であっても、年収が2,000万円を超えると確定申告が必要になりますし、あとは医療費控除を受けるって方も確定申告が必要になるので、こういった方は使えないんですけれども、そういったものがない方は、ワンストップ特例制度を使えるということです。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、もう一つの注意点が、一年間の寄附先が5自治体以内であること、ということで…

 

吉井さん;

5自治体以内…

 

大野;

自治体っていうのは、まさに都道府県とか市町村だと思うんですけど、そういうところが5つを超えて6つ以上になってしまうと、このワンストップ特例制度っていうのが使えなくなります。

 

吉井さん;

自治体なんですね。

 

大野;

そうですね。

 

吉井さん;

じゃあ、一つの自治体で違うものをいくつも頼んでも、それは1カウントということ。

 

大野;

そうです。寄附の回数ではなくて、下の矢印のところに書いてあるんですけど、一つの自治体に複数寄附をしても、それは1カウントとされます。

 

吉井さん;

先生、ちょっとお聞きしたいんですが。

私、実はさとふるさんを使って、冒頭の2自治体にですね、ふるさと納税したんですが、ネット上で申請書がダウンロードできるんですね。

ちょっと隠しておりますけど、さとふるさんに入力した情報が事前に印字されたりするんですが、一つ迷ったのがですね、2つチェックをつけるところがあるんですよ。

で、まあ結構難しい…

 

大野;

そうですね。

 

吉井さん;

第何条とか、七条二項とか…

 

大野;

そうですね。そこ読んでもちょっとわかんないですよね。ふふ(笑)

その2つのチェックが、まさにこの条件ですね。

他に確定申告することがありませんよっていうことと、あとは5自治体以内ですよっていうようなチェックマークと思っていただければ良いと思います。

 

吉井さん;

なかなか、こう…チェックしないと進めないと思うんですけど、ちょっと理解が難しかった…難しいなあと。

今日のこの話ですね。これを理解して、私は大丈夫だと思えば、心置きなくチェックを付ければ良いんですね。

 

大野;

そうですね。はい。

 

吉井さん;

じゃあ、私もチェックして、これを自治体に送りたいと思います。

 

大野;

そうですね。今、吉井さんが言ったように、ワンストップ特例制度を利用する場合って、先程の紙が「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」、申請書なんですけど、これを寄附した度に寄附先の自治体に送らないといけないんですね。

なので、例えば5自治体に寄附したとしたら、5つの自治体に送らないといけないと。

それも、寄附した度に送らないといけないので。

 

吉井さん;

そうですね。私もこれ1万円ってなってますし、宇城市の名前が入ってますね。

 

大野;

その度に送らないといけないんで、この点、ちょっと、本当にワンストップなのかなっていうのはあるんですけど。寄附の都度、この特例申請書を送付してくださいと。

で、注意していただきたいんですけど、去年からマイナンバー始まりましたので。

 

吉井さん;

そうですね。ちょうどこの名前の下に個人番号を。

 

大野;

なのでそのあたりはいつものマイナンバーの提出のやり方と同じで、マイナンバーの番号が確認できるものと、本人確認ができる書類をコピーして、一緒に郵送するということが必要になっています。

 

吉井さん;

なるほど。なかなか、ちょっと、ワンストップといえども…

 

大野;

そうですね。ワンストップといえども、ちょっと手間がかかると。

意外と確定申告しちゃったほうが楽なんじゃないかっていうような噂もあります。

 

ふるさと納税 よくある質問③

大野;

で、ワンストップについてはここまでで、あとは税金ですね。

これがいつ安くなるかっていうことですね。

 

吉井さん;

そうですね。その辺、気になりますね。

 

大野;

今年行ったふるさと納税っていうのは、所得税については今年分の所得税が安くなりますので、来年の年明けに確定申告、もしくは還付請求をした時に、指定の口座に還付金が振り込まれると。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、住民税っていうのはですね、年度がずれてますので、来年6月以降に納める住民税が安くなります、というような形になります。

 

吉井さん;

とすると、決定通知書を見比べると、ちょっと金額が…

 

大野;

はい。安くなっていると。

注意していただきたいのは、このワンストップ特例制度の方なんですけど。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

今のは確定申告をした場合ですね。

で、ワンストップ特例制度を利用した場合は、所得税の控除って無くなっちゃうというか、住民税の方に上乗せされちゃうんですよ。

 

吉井さん;

(寄附金税額控除に係る申告特例申請書を見ながら)

たしかに、還付の口座とか(の記入は)求められてないですね。

 

大野;

所得税部分も上乗せして、来年6月以降の住民税が安くなるような形になりますので、税金全体で見ると安くなる金額って同じなんですけど、安くなり方が違う。

確定申告した場合は、所得税の還付と住民税が安くなると。

ワンストップの場合は、所得税分も住民税の方に上乗せして、住民税が大きく安くなる、というようなイメージだと思います。

 

吉井さん;

この辺の還付の仕方によっても好みが別れるかもしれませんよね。

 

大野;

そうですね。早めにお金返してほしいって人は、確定申告したほうが良いかもしれないですし、まあ確定申告面倒臭くて、お金にもちょっと余裕もあるし、遅くても良いよって方はこちら(ワンストップ特例制度)でも良いのかなと思います。

 

ふるさと納税 よくある質問④

大野;

次の「おすすめのポータルサイトはありますか?」ということで、今、色んなポータルサイトがあって、じゃあどこでやるのが良いの?っていうのがあると思うんですけど、まあ、私いつもおすすめしてるのは、先程もちょっとシミュレーターのところでご紹介したさとふるさんなんですけど。

さとふるさんの良いところはですね、さとふるさんの中で、寄附する自治体を選んで、寄附をして、使いみちとかも選べるんですけど、そういうのが全部この中で終わるんですね。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

他のポータルサイトですと、例えば、ここに寄附しようと思って、そのページに行くと、そこから先は自治体のホームページにポンと飛ばされたりとかするんですけど、やっぱりそれは、結構大変なんですよ。

自治体のホームページって、あんまり見やすいものではないですし。

 

吉井さん;

若干、手続きというかホームページの作りも違うわけですよね。

 

大野;

そうですね。それぞれの自治体で、それぞれ作っているので。

そういった意味でも、その中で完結できるさとふるさんが使いやすいのかなと思っています。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

あと、ワンストップ特例制度を利用せず、確定申告をやる場合ですね。

「確定申告が不安なんですが」という方もいらっしゃるんですけど、ちゃんと国が国税庁のホームページで確定申告書等作成コーナーっていうのを作っています。

そこを見ると、給与所得者の方でも、確定申告って割りと簡単にできるようになっていますので、それを使っていただくか。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

あと、ちょうどこれ今、僕が監修してるんで紹介したいなと思ってるんですけど。

さとふるさんの中でも「カンタン確定申告」っていう形で、国税庁の確定申告書等作成コーナーよりさらに機能を制限して、いわゆる給与所得者の方だけが使える確定申告コーナーっていうのがありますので、こうったものを使うと意外と確定申告もサクっと終わるのかなと思っています。

 

吉井さん;

先生、これ一緒にやられてるから、こっちでおすすめしているわけではないですよね?(笑)

これ(おすすめのポータルサイト)は素ですか?(笑)

 

大野;

あ、こっちは割りと素で、さとふるさん使いやすいなと思っています(笑)

 

吉井さん;

そう思っていたら、こっち(カンタン確定申告)に発展したという形ですかね(笑)

 

大野;

そうですね(笑)

 

ふるさと納税 よくある質問⑤

大野;

あとはですね。住宅ローン控除がある方っていると思うんですね。

 

吉井さん;

そうですよね。

 

大野;

住宅ローンで控除されてるのに、ふるさと納税でさらに控除できるの?ってことなんですけど。

基本的にはできます。できるんですけど、住宅ローン控除って所得税から控除なんですけど、基本は、ただ、控除仕切れない部分って住民税にも跳ねて、住民税からも控除されるじゃないですか。

 

吉井さん;

そうですね。

 

大野;

そうすると、所得税もゼロ、住民税もゼロとなった方は、ふるさと納税については、やっても安くする税金がそもそもありませんのでメリット自体はなくなってしまいますと。

 

吉井さん;

はい。

 

大野

で、住宅ローン控除って、一年目は確定申告必ず必要なので、一年目はワンストップ特例制度使えませんが、二年目以降はワンストップ特例制度も使えますので、住宅ローン控除をしていても、まだ税金があるって方はふるさと納税できるということになります。

 

吉井さん;

はい。

先生、もう本当にふるさと納税を使い切ってやると住民税の金額はゼロになるんですか?

 

大野;

均等割っていうのはありますけど、所得割については…はい、そうですね、(ふるさと納税だけでは)完全にゼロにはならないですね。

 

何だか歯切れが悪く、わかりにくいので補足します。

そもそも住宅ローン控除とは、所得税において、マイホームの新築や取得等に住宅ローンを利用した場合に、住宅ローンの年末残高をもとに計算した金額を税額から控除できるというものです。

ちなみに、給与所得者が住宅ローン控除を受けるためには、最初の年は確定申告をする必要があるのですが、2年目以降は年末調整だけで良いということになっています。

そして、所得税において控除しきれなかった金額がある場合には、翌年度の住民税から控除することができます。

住民税における住宅ローン控除は、税額控除として個人住民税所得割額から控除します。

その場合、住民税からの控除額は、基本的には「所得税における住宅ローン控除可能額-住宅ローン控除適用前の前年の所得税額」つまり控除しきれなかった全額なのですが、この金額は、「前年分の所得税の課税総所得金額等の7%」もしくは「136,500円」の小さいほうが限度額になります。

一方、ふるさと納税で住民税から控除される額(特例分)の限度額は、前述の通り、調整控除額だけを控除後の住民税所得割額を基礎としています。つまり、住宅ローン控除を控除する前の所得割額により算定されるため、大きめに算定されてしまうということです。

その場合であっても、住民税所得割額における税額控除の順番は、調整控除→配当控除→住宅ローン控除→寄附金控除(ふるさと納税)となっていますので、住宅ローン控除額が大きい場合は、ふるさと納税による税額控除を受けられないことがあります。

 

吉井さん;

じゃあやっぱり、あれですかね。毎年、(住民税の課税決定)通知書を見ながら、最終的には。特にこういう住宅ローンがある方については、様子を見て。

 

大野;

上限額をちゃんと確認したほうが良いのかなと思います。

 

吉井さん;

はい。わかりました。

 

大野;

で、右側、同じような論点ですけど、医療費控除ですね。

医療費控除も、もちろん、あってもふるさと納税できるんですが、医療費控除をして、そもそも納めている税金の額って少なくなってますので、その分ふるさと納税の限度額っていうのは低くなってしまいます。

あと、もう一つ注意点としては、医療費控除って必ず確定申告が必要になりますので、こういった場合はワンストップ特例制度を利用できませんということになります。

 

吉井さん;

なるほど。わかりました。

 

ふるさと納税 よくある質問⑥

大野;

えーっと、どんどんマニアックな論点にいってますけど(笑)

あの、すまい給付金とか保育料に影響ありますか?ってことですね。

 

吉井さん;

今日も主婦の方というか、家計を担ってる方がご覧になられていると思うんで、結構気になるんじゃないですかね。

 

大野;

このどちらもですね、いわゆるふるさと納税する前の住民税所得割額っていうので判定されるので、ふるさと納税したからといってすまい給付金が多く貰えたり、保育料が安くなったりっていうことはないんですね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

ただ一方で、高校の授業料の補助とか軽減制度っていうのは、ふるさと納税を控除した後の金額で判断するので、こちらには影響がでてきます。

 

吉井さん;

逆に、これはまあ、悪いことではなくて、授業料が減る方向ですよね?

 

大野;

そうですね。はい。悪いことではないですね。

 

吉井さん;

わかりました。

 

大野;

で、右側。「ふるさと納税する時期はいつが良いですか?」っていうことですね。

 

吉井さん;

あー、これ再三でてきますね。

 

大野;

はい。先程も申し上げましたとおり、やっぱり年末っていうのは返礼品がかなりの確率で売り切れます。

 

吉井さん;

そうした場合は、その年のふるさと納税にはなるんですか?

 

大野;

もちろん、ふるさと納税にはなりますけど、返礼品がもらえないっていう。

 

吉井さん;

もらえないんですか。後から送られてくるんではないんですか?

 

大野;

それは、自治体の対応次第ですね。

 

吉井さん;

自治体によるんですか。あー、なるほど。

 

大野;

あくまで各自治体が自主的に設定した返礼品なので、売り切れたらおしまいっていうところもありますし、売り切れても後から送りますとか、代わりの品を送りますとか、そこは自治体によって違いますね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、その次のポチもそうなんですけど、自治体によって年に一回しか返礼品を送りませんっていう自治体もあります。

後は、これも自治体によってですけど、1月から3月っていうのは前年度にカウントしちゃいますっていうような自治体もあります。

ま、そのあたりはですね、ポータルサイトでしたら注意書きありますし、自治体のホームページにも明記されていると思うので、それをよく読んで頂いてですね。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

で、こういったことを諸々考えると、だいたい夏口、まあ春終わりくらいから秋にかけて1回か2回、ふるさと納税額の7割位をしておくと。

残りの3割を年末近くにとっておいて、所得の金額が決まったあたりでもう一度やる、というのがおすすめかなと思います。

吉井さん;

はい。ありがとうございます。

 

ふるさと納税 よくある質問⑦

大野;

もう少し続きまして、「最近のふるさと納税のトレンドは?」

先程もどこの自治体が良いですか?っていうのありましたけど、実はですね、今、最先端のふるさと納税トレンドと言って良いのかわかんないですけど、最近は結構返礼品目的、返礼品を目当てにして寄附をするっていう人、もちろんまだいらっしゃいますけども、それよりは寄附した金額、ふるさと納税した金額が何に使われるのかっていうのを判断基準にする人が増えています。

私なんかも割りとそうなんですけど、たぶん、吉井さんも熊本にしたのって、そういった…

 

吉井さん;

そうですね。やっぱり、震災の復興の応援をしたいと。

 

大野;

そうですよね。そういった方、確かに増えていて、ふるさと納税って、これちょうど僕が岡山県津山市にした時の。

寄附金を何に使うかってしていできるんですよね。ちょっと見にくいですけど、例えば「子供サポート事業」とか、こう色々あるわけですよね。

なので、そこにじゃあ1万円のうちいくらはこの事業に、いくらはこの事業に、というように指定することができると。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

なので、こういった使われ方を基準に選ぶっていうのも良いのかなと思っていて。

で、実際にですね、この使われ方をして実績を出してる自治体さんもいて、例えば広島県の神石高原町なんかでは、ふるさと納税の寄附された金額を使って、実際に県内の犬の殺処分ゼロを達成されていたりとか。

 

吉井さん;

へー。

 

大野;

上士幌町なんかだと、認定こども園の無料化だけではなくて、小学校や中学校にパソコンとかタブレットとかを配布しました、っていうようなこともニュースになっていました。

 

吉井さん;

なるほど。

そうすると、寄附を受ける側の市町村も、ある意味予想外の予算みたいな、そういう意識があって、それに対して色々目的にかなった使い方をしてくれるということですかね。

 

大野;

そうですね。

なかなかこういった制度ってないと思うので、どういうふうに使われるのかなっていうところを基準に選ぶっていうのも良いのかなと思っています。

 

吉井さん;

なるほど。ありがとうございます。

 

ちょっと、真面目なお話

大野;

ま、これで一通り、ちょうど時間もいいくらいだと思いますので、ふるさと納税の説明なんですけど。

最後に、先程あった「ちょっと、真面目なお話」っていうことで。

あの、ふるさと納税って色々話題になって、過熱しすぎな部分もあるので、そもそもふるさと納税ってどういった趣旨で制度化されたのかなっていうところもお話しておきたいなと思っています。

 

吉井さん;

ええ。

 

ふるさと納税って、なんで制度化されたの?

大野;

で、「ふるさと納税って、なんで制度化されたの?」っていうところなんですけど、僕もそうなんですけど、地方から上京してきた方っていっぱいいると思うんですね。

僕も岡山で育って、岡山で高校まで過ごして、大学で東京に出てきたんですけど、まさに子供の頃に遊んだ公園のブランコとかですね、そういった遊具なんかも税金で賄われてるわけじゃないですか。

でも、僕のように東京に上京してくると、いわゆる故郷に税金って納めてないですよね。

なので、地元ではそういった公共サービスを受けながらも、税金の納付は東京ばっかりっていうのをちょっと是正する意味も含めて、ふるさと納税っていう制度が始まりました。

 

吉井さん;

なるほど。

 

ふるさとって、どこだろう?

大野;

じゃあ「ふるさとって、どこだろう?」っていうと、これって結構難しいんですよね。

生まれた場所はもちろん故郷かなって思うかもしれないですけど、でもそれだけじゃなくて、例えば育った場所、引っ越しが多いと育った場所もたくさんあったりして、故郷を決めるって結構大変なんですね。

 

吉井さん;

うん。

 

大野;

仮に決まったとしても、じゃあ僕たち納税者が、その決まった故郷だけに(ふるさと)納税をしてるかどうかっていうのを、国が、もしくは自治体がチェックするってなると、それはそれで多大なコストがかかっちゃうと思うんですね。

 

吉井さん;

はい。

 

大野;

なので、ふるさと納税っていうのは、先程も言いましたけど、生まれ育った故郷に限らず、(ふるさと納税を)受け入れてる自治体だとどこでも寄附できる制度ということになりました。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

故郷への恩返しとかですね、地方格差の是正といった目的は、故郷を限定しなくても達成できるだろうと判断されて、この制度が始まりました。

 

ふるさと納税は、その目的を達成できるのか?

大野;

ここに書いてあるとおり、つまり、Aさんの故郷はこことここ、Bさんの故郷はこことここ、というように認定しなくてもですね、それぞれの意志で寄附をして応援したい地域っていうのを選択していけば、自然と故郷への恩返し、もしくは地域の格差是正っていうのにも貢献できると判断されたということです。

まあ、そういった意味で、ふるさと納税がですね、地域格差是正といった目的を達成できるかどうかっていうのは、まさに皆さん、もしくは私たち納税者の判断にかかっているとも言えます。

 

吉井さん;

なるほど。

 

ふるさと納税なら、使い道を選べる!

大野;

「ふるさと納税なら、使い道を選べる」ということで、私もあまり意識したことはないですけど、自分の税金が何にどれくらい使われてるかって、なかなかご存じないと思うんですね。

なんですけど、ふるさと納税っていうのはまさに納税者である私たちが、実質的な税金って言って良いと思うんですけど、それの使いみちを選べる唯一の制度でもあるわけですね。

 

吉井さん;

色々と選択肢、用途を選べましたもんね。

 

大野;

そうですね。自分の税金がですね、何に使われてるかってわかれば、税金に対しても一層興味がわきますし、税金をもっと親しみやすく感じられると思います。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

私も一応、税務の専門家の端くれですので、皆さんが税金に興味を持ってもらえるんであれば、これ以上ない喜びかなと思っています。

 

ふるさと納税には、可能性がいっぱい!

大野;

まあ、そうったわけで、ふるさと納税ってやっぱり、少し欠陥がある制度ではあると思うんですね。いわゆる返礼品の過熱とかもありますし。

そういった中で、ふるさと納税って性善説に基づいた制度なんですね。

使い方は我々次第という部分もありますので、それを上手く使えばですね、生まれ育った故郷に恩返しをして地域格差の是正に貢献することができたり、寄附金の使いみちっていうのを指定して有効に使ってもらうことができたり、これももちろんなんですけど、特産品、返礼品が送られてきて楽しみながら節税して税金を身近に感じられると。

そういった意味で、まだまだ手探りな部分がある制度ですけども、とはいえふるさと納税には大きな可能性っていうのが秘められてるんじゃないのかなと思っています。

 

吉井さん;

なるほど。

 

大野;

そういったわけで。そうですね、最後のメッセージとしては、「ふるさと納税を楽しみましょう!」ということで、今回のセミナーは締めさせて頂きたいなと思っております。

 

セミナー動画はこちらから

吉井さん;

ありがとうございます。

先生、コメントも頂いてるんですが。

 

大野;

はい。

 

吉井さん;

返礼品をオークションで売買するっていう、ちょっと悲しいようなニュースもあったりするんですが、これはまさに最後の先生のおっしゃるような理念というか…

 

大野;

「違法でしょうか?」ってありますね。

まあ、違法とは言えないと思うんですけどね、ただこういったことが増えると、やっぱり「そもそもふるさと納税って何なの?」っていうような議論になりますし、であれば、「もっと制限をかけたほうが良いんじゃない?」とか、もしくは「やめちゃった方が良いんじゃない?」とかっていうような流れにもなってくると思うんですね。

そういった時に、こういった色んな可能性がある制度を本当にやめていいのか?っていうような部分もありますので、そこは我々納税者がどれくらい節度をもって利用できるのかなってところかかっているんじゃないかなと思います。

 

吉井さん;

なるほど。

先生、ちょっと前のスライドですが、故郷を制限しないっていうところで思ったのがですね、例えば奥さんの実家とか旅した良い思い出ができた場所っていうのは、必ずしも故郷じゃない場所もあると思うんですよね。

 

大野;

はい。

 

吉井さん;

ただ、行ったことがある、頻繁にお盆とか正月に帰ってる可能性もあるわけじゃないですか、そうした場合に、そういったところを故郷と思ってふるさと納税するっていうのは、それは非常に価値のあることだなあと感じたんですが。

 

大野;

そうですね。はい。

 

吉井さん;

先生、あの、色々コメントも。

「カニ」っていうコメントいただいているんですが…

 

大野;

はは(笑)

 

吉井さん;

ちょっと、私、あの、ちょっと、今日は雰囲気違うなと…思ってたんですが…

いつもこういう感じ…

 

大野;

あ、触れちゃいますか(笑)

 

吉井さん;

ははは(笑)

 

大野;

そうですね。あの、ふるさと納税のセミナーするときは、なるべくこの格好が良いなと(笑)

 

吉井さん;

今日が最初ですか?

 

大野;

そうですね。今後はもう、ずっとこれで行こうかなと(笑)

 

吉井さん;

今日、こちら五反田ですけど、帰りの電車は?

 

大野;

はい(笑)これになると思います(笑)

 

吉井さん;

そうですか(笑)

皆が(このセミナーを)観ているわけではないので、ちょっとギョッとするかもしれないですが(笑)

ふるさと納税すると、そういう感じになるってわけじゃないですよね?自然にはならないですか。

 

大野;

自然にはならないですね(笑)

 

吉井さん;

そこは安心して(笑)

 

大野;

ちゃんとアマゾンで買って、被らないとならないです。

 

吉井さん;

しすぎるとそうなるわけではないと。

 

大野;

わけではないと。

安心していただいて。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

最後はなんだかグダグダしてしまいましたが、結構わかりやすい内容になっているんじゃないかと思います。

それにしても、こうやって文字起こししてみると、「過熱しすぎている」とか「東京に上京」とか、適当な日本語を喋ってますね(苦笑)以後、気をつけます。はい。

 

ビズバ!は会計事務所シンシアが運営しています。

いつもビズバ!をご覧頂きありがとうございます。

ビズバ!は会計事務所シンシアが運営しています。

 

従来の会計・税務顧問業が主に過去の数値の収集、整理であるのに対し、シンシアでは、SINCERE VISION BASED METHOD(シンシア・ビジョン・ベイスド・メソッド)という、過去の積み上げである現在の状況から、未来のビジョンとのギャップをどのように埋めるか、そのために必要なアクションは何か、どのような制度を利用可能かといった、御社の成長ステージに合わせた提案型・問題解決型の手法によって、多くの顧問先様の成長を支援しております。

SINCERE VISION BASED METHODは、御社のビジョン(目標)に基づき、現在および将来に必要なアクションを探索、提案し、それに基づきPDCAサイクルを回すことで、御社の成長をドライブさせる、弊所のこれまでの多くの支援実績から導き出された手法です。


会計事務所シンシアのHPはこちら

SNSでもご購読できます。

ビズバ!ではお伝えしきれない、よりタイムリーな補助金・助成金・税制などのお得な情報や、資金調達に関する裏話などを、メルマガで配信しています。 メルマガ受信ご希望の方は、メールアドレスを入力してください!

コメントを残す

*