見たままやるだけ!ふるさと納税の確定申告方法!

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確定申告の画像

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ついに最終章「確定申告編」!

えー。長々と説明して参りました「ふるさと納税」ですが、ようやく最終章「確定申告編」であります。

前回言ったように個人事業主の方など、ワンストップ特例制度を利用できない方は確定申告が必要ですよ。
裏を返せば、ワンストップ特例制度を利用できる方は、確定申告不要です。
ワンストップ特例制度については「メリット・デメリット編」をご確認くださいね。

この「確定申告編」の記事を見ながらその通りにやるだけで確定申告を終えることができますので、安心してくださいね。

【目次】
メリット・デメリット編
限度額編
申込編
・確定申告編(本稿)

確定申告は国税庁の『確定申告書等作成コーナー』を利用するのが一番簡単にできると思いますので、本稿ではこの『確定申告書等作成コーナー』による確定申告方法をご説明します。

では早速、具体的な確定申告方法を見ていきましょう!

なお、サラリーマンの方で6箇所以上に寄附をしワンストップ特例制度を利用できない方は、斜体文字の部分を適宜参照してください。

 

 

いよいよ確定申告。さあ、始めましょう!

まずは、国税庁のHPから確定申告書等作成コーナーにアクセスしましょう。

上のリンクから国税庁のHPにアクセスすると、「確定申告書作成コーナー」へのリンクがあると思いますのでそちらへ進んでください。すると、オールドスタイルなサイトが開くと思います。
この雰囲気に心が折れる方も多いと思いますが、手順を1つずつ説明していきますので、どうぞご安心を。

まず、『申告書・決算書・収支内訳書等作成開始』というボタンがありますので、そこから入っていきます。

ふるさと納税確定申告①

前回説明したふるさと納税の住民税限度額が住民税の2割となるのは平成27年度の確定申告からですが、本稿執筆段階では平成26年度までの確定申告書等作成コーナーしか存在していませんので、これ以降の例では平成26年度の確定申告書等作成コーナーを使用していきます。
しかし、平成27年度の確定申告書についても同様に作成していただければ問題ありません。

 

 

確定申告書は税務署に郵送する方法が簡単です♪

『申告書・決算書・収支内訳書等作成開始』というボタンを押して、税務署への提出方法を選択するページに移りましたか?
この画面ですよ。

ふるさと納税確定申告②

e-Taxの準備がお済みの方はe-Taxを選択していただいても良いのですが、今回はe-Taxの準備が不要な、税務署へ郵送する方法で確定申告を行いたいと思います。
「確定申告書等作成コーナー」で作成した申告書等をプリントアウトした後、郵送しますので、提出方法は「書面提出」を選択します。

申告書等印刷を行う際の確認事項が表示されますので、確認し『事前準備終了・次へ』ボタンを押します。

ふるさと納税確定申告③

 

作成する申告書等の選択画面が表示されます。
確定申告の際、個人事業主の方は最初に「青色申告決算書・収支内訳書」を作成しますが、ここはいつもの確定申告ですので、当記事では既にこれらの書類は作成済みのものとして説明を省略します。

ふるさと納税確定申告④

ふるさと納税に関する確定申告のため「所得税及び復興特別所得税の確定申告書作成コーナー」に進んでください。

ふるさと納税確定申告⑤

入力方法選択の画面に移りますので、個人事業主の方は「左記に該当しない方」を選択します。
サラリーマンの方で6箇所以上に寄附をし、ワンストップ特例制度を利用できない方は「収入が給与1箇所のみの方」を選び確定申告書等を作成していきます。

ふるさと納税確定申告⑥

提出方法選択が「確定申告書等を印刷して税務署に提出する」を選択していることを確認して、「生年月日等入力」の項目を埋め、次のページに進みます。

 

 

収入金額・所得金額の入力

さっそく「収入金額・所得金額入力」のページを入力していきますよ。

ふるさと納税確定申告⑦

個人事業主の方で事業所得がある場合には、事業所得の横の「入力する」ボタンを押します。

ふるさと納税確定申告⑧

すると、事業所得の金額を入力する欄が表示されますので、「収入金額」「所得金額」を入力します。

先ほどの「青色申告決算書」「収支内訳書」をすでに作成している場合、それらと同じ金額を転記するだけですよ。
あ。ですが、「所得金額」の欄は青色申告特別控除の65万円を差し引いた後の金額を入力することに注意してくださいね。

入力が終わったら「入力終了(次へ)」ボタンを押すと、「収入金額・所得金額入力」のページに戻ります。

その他の所得があれば、同様に入力し、すべての所得の入力が終わったら、「入力終了(次へ)」ボタンで進みます。

サラリーマンの方で6箇所以上に寄附をし、ワンストップ特例制度を利用できない方は、『給与所得の源泉徴収票の入力』というページに移ると思います。ここで源泉徴収票に基づいて各項目を入力します。

 

 

それでは本題、ふるさと納税に関する申告

さて、ここからがふるさと納税に関する申告の本題です。
ここからは自治体から送られてくる「寄附金受領証明書」を手元に準備してくださいね。

「寄附金受領証明書」とは、ふるさと納税をすると、寄附先の自治体から送られてくる証憑で、寄附をしたという証明書のことです。

「寄附金受領証明書」は自治体から封筒などに入れられて単体で送られてくることもありますが、場合によっては特産品のダンボールの中に入れられていたり、他の案内などに同封されていたりと、無邪気なトラップが仕掛けられていることもあるので、見落とさないよう注意が必要です。
このあたり、自治体の方にはわかりやすい提供方法を徹底してもらいたいものです。ほんと。

愚痴はさておき、先を急ぎましょう。

ふるさと納税確定申告⑨

前工程で「入力終了(次へ)」ボタンを押すと、所得控除入力のページが表示されますので、寄附金控除の横の「入力する」ボタンを押して進みましょう。

ふるさと納税確定申告⑩

寄附金控除、政党等寄附金等特別控除のページが開きますので、

1寄附年月日
2支出した寄附金の金額
3寄附先の所在地
4寄附先の名称

の各項目を寄附金受領証明書を参考に記入していきます。

おっと、まだ「寄附金受領証明書」は捨てないでくださいね。
これは最後に税務署へ郵送しますからね。

5の寄附金の種類は「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など)」を選択します。

ふるさと納税の寄附先が複数ある場合には「もう1件入力する」ボタンで、どんどん追加していっちゃいましょう。

全ての寄附左記を入力し終えたら、「入力終了(次へ)」ボタンを押します。

 

ふるさと納税確定申告⑪

「限度額編」で述べた、ふるさと納税の所得税限度額の式の①にあるように、

①所得税: (寄附額※1-2,000円)×所得税率
※1対象となる寄附金額は、所得税は総所得金額の40%が限度。

が所得税の限度額となります。

総所得金額の40%を限度として、寄附額-2,000円が所得控除額として自動計算されますので、確認して「OK」を押します。

 

ふるさと納税確定申告⑫

所得控除入力ページに戻りますので、「寄附金控除」欄に所得控除額が記載されていることを確認して、「入力終了(次へ)」ボタンを押します。

 

ふるさと納税確定申告⑬

「税額控除・その他の項目の入力」ページに移りますので、青色申告特別控除額や繰越欠損金などがあれば入力し、「入力終了(次へ)」ボタンを押します。

 

ふるさと納税確定申告⑭

計算結果確認画面に納付する金額などが表示されますので、問題がなければ「次へ」ボタンで進みます。

 

 

住民税の入力も忘れずに

ふるさと納税の控除は住民税からの控除が大きいので、忘れちゃいけないのが住民税の入力です。

ふるさと納税確定申告⑮

住民税等入力の画面が表示されますので、「住民税・事業税に関する事項」ボタンで進みます。

 

ふるさと納税確定申告⑯

住民税・事業税に関する事項ページで、3 寄附金税額控除がある方の入力項目に寄附金控除、政党等寄附金等特別控除のページで入力したふるさと納税の寄附金が記載されていることを確認し、「入力終了(次へ)」ボタンを押します。

 

ふるさと納税確定申告⑰

住民税等入力の画面に戻りますので、「入力終了(次へ)」ボタンを押します。

 

ふるさと納税確定申告⑱

住所・氏名等入力ページで必要事項を入力し、「申告書等作成終了・次へ」ボタンを押して、進みます。

 

 

入力が終わったら印刷して税務署に郵送しましょう

ふるさと納税確定申告⑲

申告書等の印刷のページで添付書類台紙が選択されていることを確認し、「帳票表示・印刷」ボタンを押します。

数値等が記入済みの申告書等のPDFがダウンロードされますので、開きます。

 

ふるさと納税確定申告㉑

確定申告書Bの第一表の⑯寄附金控除の欄に、ふるさと納税についての記載があることを確認します。

これにより、⑯寄附金控除の欄に記載された金額が所得から差し引かれ、差し引かれた後の所得に所得税率が乗ぜられることで、ふるさと納税の所得税限度額の①の式分、所得税が安くなります。

確定申告書を見ただけでは、ふるさと納税の住民税部分は税金が安くなっていないと思うかもしれませんが、住民税の部分は、住民税等入力のページで正しく入力していれば、税務署へ所得税の確定申告をするだけで、各自治体で住民税の計算をしてくれます。
その際、各自治体でふるさと納税分税金を安くしてくれますので心配無用ですよ。

 

ふるさと納税確定申告㉒

第二表の○所得から差し引かれる金額に関する事項の⑯寄附先の所在地・名称の欄および○住民税・事業税に関する事項の寄附金税額控除の欄に、ふるさと納税についての記載があることを確認し印刷します。

 

ふるさと納税確定申告㉓

印刷物に含まれる、添付書類台紙の「寄附金控除関係書類」の箇所に、寄附金受領証明書を糊付けし、申告書とともに所轄税務署へ郵送します。

所轄税務署はこちらの国税庁HPから調べることができますよ。

寄附先が複数あり、寄附金受領証明書を貼り切れない場合には添付書類台紙の裏面に貼りつければOKです。

おめでとうございます。
これで、所得税の軽減と住民税の税額控除を受けることができます!

 

 

いつ税金が安くなるの?

さて、このようにしてふるさと納税を利用したとき、いつの税金が安くなるのでしょうか?

例えば、平成27年1月1日~12月31日の間に寄附をした場合ですと、住民税では、平成28年6月以降に納める、平成27年度の税金が、本来納めるべき税額より軽減されることになります。

サラリーマンの方であれば、平成28年6月頃に勤務先から平成28年分の住民税額が記載された特別徴収税額通知書を入手すると思いますが、その項目の一つに寄付金の税額控除として記載されます。

一方、所得税の場合は、住民税のような期ズレはなく、寄附をした年、すなわち平成27年の所得税が軽減されます。

 

まとめ

以上でふるさと納税の流れは終わりです。
詳細に説明したため、文章では長くなってしまいましたが、実際の確定申告作業はふるさと納税に関する部分だけであれば1時間もかからずできると思います。

何度も言いますが、ふるさと納税は自己負担2,000円で特産品を受け取ることのできる、リスクの無い節税法です。
27年度税制改正により、利用者が急増すると予想されるふるさと納税に、皆様も楽しみながらチャレンジしていただければと思います!

 

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