「商品売買-手形仕入れと手形売上げ(約束手形)」-ゆうちゃんと木村パイセンの簿記講座 第6回

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ゆうちゃんと木村パイセンの簿記講座

木村パイセン
今日は「手形」の取引を勉強するよ。
ゆうちゃん
手形?
木村パイセン
そう。前回はカフェギャングの売上げや仕入れを掛けで取引する方法を学んだよね。
ゆうちゃん
売掛金や買掛金のことだよね。
木村パイセン
同じように、売上げや仕入れを手形でする場合もあるんだよ。
ゆうちゃん
ふーん。でも、ウチでは手形なんて使ってないよ。

木村パイセン
そうかもしれないね。飲食店ではあまり一般的じゃないかもしれない。
ゆうちゃん
じゃあ、今回は関係ないってことね。良かった良かった。んじゃ、パイセンまたね。
木村パイセン
ちょっ、ちょっと待ってよ。カフェギャングには関係ないかもしれないけど、簿記検定では良く出題される論点なんだよ。
ゆうちゃん
だから、簿記検定は受けないって…
木村パイセン
まぁまぁ、手形取引は前回やった掛け取引と似てるから、すぐにマスターできるよ。
ゆうちゃん
ほんと?
木村パイセン
(かかったな…)ほんと、ほんと。ちなみに手形には約束手形と為替手形の2種類があるんだ。
ゆうちゃん
ヤクソクテガタとカワセテガタ…
木村パイセン
今日は約束手形を勉強するよ。前回の掛け取引と同じく、手形取引も商品代金の後払いっていう点では同じなんだ。
ゆうちゃん
ふむふむ。
木村パイセン
手形取引では後払いを約束するときに、手形に日付や金額などを書いて相手に渡すんだよ。
ゆうちゃん
支払う人が振り出すってことね。
木村パイセン
そう。だから支払う側は「振出人」って呼ばれるんだ。ちなみに代金を受取る側は「名宛人」とか「受取人」って呼ばれるんだよ。

 

せんせい

ちょっとややこしいですね。

これまでの話を図にするとこのようになりますよ。

約束手形の図

 

木村パイセン
じゃあ、まずは名宛人の処理からやってみよう。
ゆうちゃん
名宛人ってことは、手形を受取る人のことだね。
木村パイセン
そうそう。つまり、商品を販売して、代金として手形を受け取ったんだから…
ゆうちゃん
まずは、貸方に売上だよね。金額を2,000円とすると、こうだよね。

(借)??? ????

(貸)売上 2,000

木村パイセン
そうそう。前回は借方は売掛金だったけど、今回は手形取引だから…
ゆうちゃん
こうかな。

(借)手形 2,000

(貸)売上 2,000

木村パイセン
惜しい!手形を受け取った時は「受取手形」勘定を使うんだ。
ゆうちゃん
じゃあ、こうだ。

(借)受取手形 2,000

(貸)売上 2,000

木村パイセン
正解!じゃあ、次は商品を仕入れた振出人の仕訳をやってみよう。
ゆうちゃん
仕入れだから借方は「仕入」だとして、貸方は?どうせ「手形」じゃダメなんでしょ。
木村パイセン
手形を振り出した場合は「支払手形」勘定だね。
ゆうちゃん
やっぱりね。じゃあ、こう。

(借)仕入 2,000

(貸)支払手形 2,000

木村パイセン
正解!
ゆうちゃん
たしかに、掛け取引と似てるね。
木村パイセン
そうなんだよ。だからこの後の取引も似てるんだよ。
ゆうちゃん
この後?
木村パイセン
手形のままってわけにはいかないでしょ。手形の期日が来たら当座預金口座などを通じて代金が受け払いされるんだ。
ゆうちゃん
そっか。それも掛け取引の時と同じか。
木村パイセン
受取手形の代金が当座預金に入金されたら、仕訳はこうだよ。

(借)当座預金 2,000

(貸)受取手形 2,000

ゆうちゃん
じゃあ、支払手形の代金を当座預金から払った場合はこうか。

(借)支払手形 2,000

(貸)当座預金 2,000

木村パイセン
そうそう。すごいよゆうちゃん!仕訳にも慣れてきたんじゃない?

 

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